#20: パーティ関連ビジネスがさかんなアメリカ!
![]() ![]() |
|||
---|---|---|---|
アメリカでは、パーティが多く行われます。ホーム・パーティ参加者みんなが手料理を持ち寄って楽しむポットラック・パーティ、結婚前におこなうバチェラー・パーティやバチェラレット・パーティ、出産前に女性だけでおこなうベイビーシャワー、ハロウィーンやニューイヤーなど、あらゆるオケージョンでホーム・パーティが開かれます。また、アメリカ人のパーティ好きは屋内、屋外を問いません。例えば、テールゲート・パーティというアメリカではよく行われるパーティがありますが、これは、アメフトの試合前に、球場の外の駐車場でバーべキュー・パーティをして盛り上がるというものです。さらに、ビジネスの場でもパーティはよく行われており、企業内でも社員のバースデー・パーティなどは当たり前のように行われます。このように様々なパーティが行われているだけあって、アメリカにはパーティに関連する様々なビジネスが存在します。![]() また、ホーム・パーティで最も手がかかるのは料理を用意すること。このようなときに、シェフを呼んで料理を作ってもらうのは昔からありますし、日本でも、珍しいサービスではありません。しかし、そこにひとひねり加えて、シェフを呼ぶだけでなく、そのシェフと一緒に料理を作ってしまおうというユニークなサービスもあります。参加者全員でシェフに作り方を教わりながら、一緒に料理を作っていくという、ホーム・パーティーが盛んなアメリカらしいサービスです。 パーティ関連商品に目を向けてみると、アメリカのパーティ・サプライ市場は、120億ドル(1.2兆円)規模といわれ、Party City(パーティ・シティ)、Party America(パーティ・アメリカ)、Party Land(パーティ・ランド)、Factory Card & Party Outlet(ファクトリー・カード&パーティ・アウトレット)など、パーティ商品を専門に扱う年商1億ドル以上のリテール・チェーンが多数存在します。また、子供用のパーティ用具(ふくらませて使う大型遊戯具など)のレンタル・ビジネスに関しても、消費者の間でたくさんのニーズがあり、それに伴い成長しているフランチャイズがいくつも存在します。 日本でも最近、自宅でハロウィーン・パーティを開く人が増えるなど、ホーム・パーティが流行り始めているという記事を目にしました。パーティ文化の発達しているアメリカを見ると、日本でも応用可能なたくさんのビジネス・アイディアを見つけることができそうです。 ![]()
© 2008 UsBizDirect,Inc All Rights Reserved.
ここに収録したすべてのコンテンツの著作権は原則としてUsBizDirect,Incに帰属しています。当ウェブサイトに掲載されている記事の転載、転用、引用、部分転載をご希望の方は、事前にコチラまでご連絡下さい。 ![]() |